平和について

こんにちは。院長の南です。先日、谷村新司さんの訃報のお話をしましたが、また、一人、昭和を代表する名優さんがお亡くなりになりました。
 
財津一郎さんです。ピアノの宣伝でよく見かけた方も多いと思いますが、この方と谷村新司さんの関係について。
共通の事柄があります。
 
基本、歴史的な話は色々と問題がある場合もあるので、題材にしない私ですが、今回だけはご容赦ください。
 
ウクライナ戦争、そしてイスラエルとハマスの紛争。毎日報道されています。胸が痛みます。いやでも目にします、避けて通れない現実です。いやになりますね、毎日。
 
今は皆さん他人事かもしれませんが、80年前には、日本も大きな戦争をしていました。
 
ご存じの方もおられると思いますが、昭和の映画(1981年)「連合艦隊」です。その主題歌が谷村新司さんの「群青」です。
今回改めてこの映画を見ました。
 
小学生の頃、祖父に連れられ(私はおじいちゃん子でした)映画「連合艦隊」を見に行った時、普段は明るい、ハチャメチャな祖父が、唇をかみしめて、目を真っ赤にして、こぶしを握り締め、涙を流して映画を見ていたのを思いだしました。(祖父は、陸軍の兵隊でした)
もう少し、戦争が長引いていたら、もしかしたら私はこの世に生まれていなかったかもしれません。
 
財津一郎、中井貴一、金田賢一、古手川祐子、鶴田浩二、丹波哲郎、森繁久彌、佐藤慶ら昭和を代表する名優さんが出演しています。
 
戦艦大和と、特攻隊のお話です。詳しいことは、機会があれば皆さんも映画、DVDをご覧ください。
 
この映画を見て思うことは、「今の日本の平和は、先の大戦で、ここまでの思いをして、日本を守り抜いてくださった方々のおかげであること」
これを再認識します。
 
涙なしにはこの映画は見れません。そして涙なしには聞けませんこの「群青」という曲は。
 
今の若者たちに見せたいです。きっと彼らの心にも伝わるものがあります。かつて、「日本を守るために、多くの若者が命を落とした。」のですから。これを忘れてはいけません。
 
皆様も今後、苦しいときや悲しいときもあるかもしれませんが、そのようなときは、この映画「連合艦隊」見てそして、その主題歌「群青」を聞いてみてください。
 
決して軍国主義を賛美するわけではありませんが、子供たちのために、そして孫たちのために、ここまで自分を犠牲にしてまで、将来の子孫のために生きてくださった、感謝しかありません。ここまでして大切にしてくださった日本を大事にしたいと思います。
映画の中の言葉、「人に愛と犠牲がある限り、その民族は滅びない」、賛否両論あると思いますが、基本的に私はこの言葉に、胸を打たれました。
 
ご高齢者への感謝を忘れずに日々生きてゆこうと、改めて思いました。
 

【群青 (THE SINGER 2015)谷村新司】