医の原点「仁」

皆さんこんにちは。

院長の南です。

いつも感想ばかりで済みません。今回は当院の法人名でもある「仁成会」にある、「仁」について。(医療の原点と思います)

私もいつも家にいるわけですが、今回ひとつ、自宅待機のおかげで見ることができ、感動したテレビドラマがありました。

ご覧になられた方も多いかもしれませんが、先週終了した、再放送ドラマです。
TBSのJIN「仁」です。

現代の外科医が江戸時代にタイムスリップし、江戸の人たちの病を現代医学で救い、そしてその時代の人々と触れ合うという、ドラマでした。

大沢たかお、綾瀬はるか、中谷美紀、内野聖陽、桐谷健太、武田鉄矢さんらの俳優さんの素晴らしい演技、まるでその時代に生きた人物そのもののを見ているようでした。

そしてドラマ構成、さらに音楽。(平井堅さんの「いとしき日々よ」まさに、ドラマにぴったりです。)

すべてが私にとっては最高でした。

2011年の頃も見ていて感動しましたが、それ以上に私たちを勇気づけてくれるドラマで、本当に心に響き、力をもらいました。

たった一つのドラマから、こんなにも希望を頂けたのは本当に久しぶりでした。

理由は、現在、コロナと闘う我々ととコロリ(コレラを江戸時代ではそう呼んでいた)と闘う仁先生らが、重なった気がしたからです。

ドラマの内容になりますが、仁先生や、咲さん、佐分利先生らのように、私たち高木病院職員一同は、自己研鑽を忘れず、病気に対し、、絶対に、最後まであきらめず闘ってゆきます。

仁友堂病院のような、地域の皆様のために貢献させていただける病院に、高木病院をしてゆこうと決意を新たにした次第です。

私も単純な人間で恥ずかしいのですが、主人公の医師の南方仁先生を目指して頑張ります。

なお、このドラマの影響で医学部や医師を目指した方が多くいることを知りました。

さらに、恥ずかしながら今回初めて私も知ったのですが、江戸時代に青梅の開業医さんで名医であった「足立休哲」さんという方がいて、その方が、青かびを使った秘伝の薬を使っていたという伝説があるそうです。このドラマでも、仁先生が青かびからペニシリンを作って江戸の病人を治療していました。この方が仁先生のモデルかもしれないなと、あくまで勝手に思っています。

STAY HOMEで皆さん大変ですが、自宅で、ドラマや、映画鑑賞をして過ごすのはとても有意義かもしれませんね。今回のJIN「仁」はお勧めですよ。ぜひ見ていらっしゃらない方は見てみてください。


jin−仁−公式ページより(写真はイメージです。)