青梅心不全ネットワーク

さて、前回の心不全対策についてです。

今春より、青梅心不全ネットワークを立ち上げてゆく予定です。

具体的には、青梅市立総合病院、高木病院、地域の開業医の皆さんで、心不全患者さんを対象にした取り組みです。

とかく今までは、「薬や点滴で心不全が治れば、それでよし。」との考えが多く、病院でのみの治療で対応していた患者さんも多く見受けられました。

しかし心不全は再入院率が高く、この対策が急務となってまいりました。
(現状再入院率20パーセント強)

一例として、心不全後のリハビリ(心リハビリ)で、体力および筋力を専門家の指導の下、無理なく向上させた方が、心不全の再発が減少することがわかってきました。

このため、病院だけでなく多職種の介入(心臓リハビリテーション指導士など)が重要となってくるのです。

リハビリに合わせて、栄養も大事です。特に必須アミノ酸、分子鎖アミノ酸の効率の良い摂取も大事です。こちらは栄養士や薬剤師の患者さんへの教育がポイントとなります。

また心不全の急性増悪は、治療開始が早ければ早いほど予後が良いと言われています。(一例として、6時間以内の利尿剤投与など)。この点については普段のかかりつけの先生と病院との迅速な連携(患者情報の共有、迅速な入院受け入れなど)が重要です。

以上のようにこれから増加するであろう心不全の迅速な治療、再発予防、回復の維持のためには地域全体での取り組みが必要不可欠となっております。

このために高木病院も地域の皆様とともに力を合わせてゆきます。

職員一同頑張ります。


写真はイメージです。